安曇野の古民家
飯田家住宅
酒造業飯野屋の住宅。敷地中央に南面して建っています。間口10間、奥行8間半の妻入で、切妻造、鉄板葺の屋根は元は石置屋根でした。四面に瓦葺庇がつく。内部は西半が土間、東半が居室で、東に別棟の座敷があります。安曇野地方の本棟造の大規模住宅です。映画「犬神家の一族」の撮影に使われました。
文化庁のホームページ参照>>
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飯田家住宅主屋
長野県安曇野市豊科高家604-1
国指定登録有形文化財 2005年(平成17年)12月26日登録
年代:江戸後期/明治後期増築
西暦:1751年~1829年/1868年~1911年増築
木造平屋一部2階建、鉄板葺、建築面積520㎡
曽根原家住宅
中信地区に特有の民家形式である「本棟造り」の一番古い遺構で、1973年(昭和48)6月に国重要文化財指定されました。江戸時代松本藩松川組新屋村の庄屋を代々務めた農家で、建築年代は1650年頃と推定されます。民家としては長野県で最も古い建物です。

曽根原家住宅
長野県安曇野市穂高有明1632
国指定重要文化財
1973年(昭和48年)6月2日登録
年代 江戸時代初期
西暦 1650年頃
木造平屋建て 切り妻屋根

宮澤家住宅

宮澤家住宅主屋ほか(建造物7棟)
長野県安曇野市三郷明盛3042
https://goo.gl/maps/jytPsJmQ5a5JhF5z6
木造2階建、瓦葺、建築面積270㎡
国登録文化財
1998年(平成10年)9月2日登録
年代:昭和前
西暦:1936年(昭和11年)
木造2階建、瓦葺、建築面積270㎡
宮澤家はこの地方の旧家で、先々代は村長、先代は製糸業を経営した。主屋は、入母屋造、2階建で軒の深い重厚な外観になる。戦前期の和風住宅の一典型で、座敷廻りの欄間彫刻は見応えがある。2階の32畳の大広間は、公私にわたる接客場として使用された。
文化庁のホームページ参照

大庄屋山口家
山口家は江戸時代、岩原村の庄屋、長尾組内の村々を統括する大庄屋といった役職をつとめ、松本藩主もたびたび当家に逗留している。



大庄屋山口家
長野県安曇野市堀金烏川70
庭園が長野県文化財指定
2009年(平成21年)4月30日指定

庭園は、天和~貞享(1681~1688)年間の作庭です。池泉は、全体に「心」という字をあらわし、東西にやや長く、出島、亀島、板橋、切石橋を配し、東北角に滝を組み込んで、池水は東南に流している。滝の石組は桃山期の手法で、配石の妙を伝えています。また、北西部に五重層塔を配し、それに続く後方の杉・檜の借景が庭園の奥深さをかもし出しています。元禄年間に建てたと伝えられる主屋と共によく保存され、文化財的価値が極めて高い庭園です。
中村家住宅
中村家住宅主屋ほか(建造物5棟)
長野県安曇野市三郷温2517-2
国指定登録有形文化財 2006年3月27日登録
年代:江戸後期
西暦:1751年~1829年
木造平屋建、瓦葺、建築面積243㎡
敷地の中央やや西側に東面して建ち、桁行8間半、梁間7間半の規模で、木造平屋建、切妻造、桟瓦葺で、妻入の本棟造の形式をとる。間取りは北に土間をとり、奥を台所とし、南側に9坪のオエを中心に6間を並べる。差鴨居を比較的多く用い、江戸後期の特徴を示す。
文化庁のホームページ参照>>
